dカードゴールドはケータイ料金やドコモ光のポイント10%還元や10万円のケータイ補償が無料でついてくるなど、ドコモユーザーにとってとても魅力的なカードです。
ただ、どうしても気になるのが1万円+税の年会費。いくらdカードゴールドがお得だと言っても、正直かなり痛いですよね…(困)
でも、このカードは年間利用額特典を活用すれば実質年会費無料になるという大きなメリットがあるんです。具体的には、1年間のカード利用金額に応じて特典クーポンがもらえます。
- 年間利用額100万円…10,800円相当(←年会費と同じ金額)
- 年間利用額200万円…21,600円相当(←年会費の2倍の金額!)
1年間でdカードゴールドを100万円以上利用すれば年会費と同じだけの、そして200万円以上利用すれば何と年会費の2倍の特典クーポンがもらえるわけです。つまり、年会費実質無料どころか、年会費以上の得になってしまいます(笑)
ただ中には、
「クレジットカードを1年で100万円も使うのは無理かな…(諦)」
「100万円は何とかなりそうだけど、1年で200万円も使うなんてとてもとても…(汗)」
と感じている方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、dカードゴールドの年間利用額特典の内容と年間利用額100万円や200万円を達成する裏技をくわしく解説します。
このページの内容を理解すれば、dカードゴールドを毎年200万円利用して21,600円分の特典クーポンを手に入れることも十分可能なので、ぜひ参考にしてください。
年間利用額特典って何だ?
冒頭で説明したdカードゴールドの年間利用額特典について、もう少しくわしく説明したいと思います。
年間利用額特典は、dカードゴールドの毎年12月16日から翌年12月15日の1年間のカード利用金額に応じて、ドコモのケータイ機種やサービスで利用できる特典クーポンの中から好きなものを選んで 受け取り、利用することができます。
特典クーポンは、ドコモユーザーなら使いみちに困ることはまずないので、この年間利用額特典をうまく活用すればdカードゴールドは年会費実質無料のゴールドカードとして使えるわけです。
こんな都合のいい話は、そうそうないと本気で思います(笑)
「年間」は12月16日から翌年12月15日の固定
まずdカードゴールドの年間利用額の「年間」について。先ほどもチラッと説明しましたが、特典を受け取るための年間利用額を計算する期間は、12月16日から翌年12月15日で固定されています。
年間利用額と聞くと、何となく「入会してから1年間かな?」という気もしますが、そうではなく期間が日付で固定されているので注意しましょう。
このページで説明している年間利用額特典は、入会してから最初の12月16日までの期間は対象外です。この期間はどれだけdカードゴールドを利用したとしても、年間利用額特典を受け取ることはできません。
「じゃあ、入会した1年目の年会費は自腹になるってこと…?」
とガッカリされるかもしれませんが、入会初年度は入会キャンペーンで年会費を実質無料にできます。
なお、dカードゴールドの入会キャンペーンの内容と受け取り方については「dカードゴールドの入会キャンペーンは最大13,000円!年会費が実質無料になるしくみ」でくわしく説明しています。
特典クーポンは5種類から選べる
そして気になる特典クーポンの内容について説明します。特典クーポンは、2017年は以下の5種類から好きなものを1つ選ぶことができました。
- ケータイ割引クーポン
- d fashionクーポン
- dトラベルクーポン
- dショッピングクーポン
- dデリバリークーポン
自分が選んだ上記クーポン1種類を、年間利用額100万円以上なら10,800円分、200万円以上なら21,600円分受け取ることができたわけです。
特典クーポンの内容は毎年少しずつ変わっていますが、ドコモのサービスで利用できるクーポンだという点は変わっていません。また、ケータイ割引クーポンは総務省の携帯値引き規制で一時中止していたものの、嬉しいことに今は復活しています。
そのため、特典クーポンは今後もドコモのサービスで利用できるものが用意されると推測できますね。
なお、5種類の特典クーポンのくわしい内容や使い方については、後ほどくわしく説明しています。
dカードゴールドは年会費実質無料のゴールドカードになる!
ここまで説明しているdカードゴールドの年間利用額特典。12月16日から翌年12月15日の間にdカードゴールドを100万円以上利用すれば、年会費とまったく同じ10,800円分の特典クーポンが受け取れます。
ここで注目すべき点は、dカードゴールドは立派なゴールドカードだということ!
このカードはドコモのケータイ料金などでポイント10倍になるだけでなく、次のようなゴールドカードとしてのサービスも充実しています。
- 旅行中の病気やケガが補償される最大1億円の旅行傷害保険
- 国内28空港34か所の空港ラウンジが無料で利用できる空港ラウンジサービス
- ケータイの故障が年間10万円まで補償されるdカードケータイ補償
- ローソンやマクドナルドのような加盟店でのお得なdポイント還元
特に最大1億円という補償金額が大きな旅行傷害保険や空港ラウンジサービスは、普通なら年会費1万円以上のゴールドカード(もちろん年会費は全額自腹)でないと利用できないサービスです。
そのため、dカードゴールドの年間利用額特典で年会費を実質無料にできるなら、このカードは恐ろしくコストパフォーマンスに優れたゴールドカードに変身するというメリットもあります。
年間利用額のカウント方法を理解しよう
ここまで、dカードゴールドの年間利用額特典が具体的にどのようなものなのか?概要を説明しました。
このカードの年間利用額特典を活用するために重要になってくるのは、カードの年間利用額。年間利用額が100万円や200万円に1円でも足りないと、特典を受け取ることはできませんからね。
そのため、確実に目標の年間利用額をクリアする必要があります。
ただ、ここで注意が必要なのはdカードゴールドで支払えば何でもいいというわけではないこと。中には実際に支払ったにも関わらず「年間利用額」にカウントしてくれない支払いがあります。
「計算したら100万円を超えているのに、年間利用額特典がもらえなかった(泣)」
こんなことがあっては、笑うに笑えません。そこでここでは、dカードゴールドの特典クーポンを受け取るための「年間利用額」のカウント方法について説明します。この内容を理解し、確実に特典クーポンを手に入れましょう。
iDやApplePayの支払いも対象
dカードゴールドはクレジット本体に電子マネーiD(アイディー)を内蔵しています。また、カードをApplePayに登録して利用することもできます。
電子マネーiDやApplePayは、クレジットカード払いだと必要になる暗証番号の入力やサインや不要なので支払いがスムーズだというメリットがあります。また、ApplePayならiPhoneやApple Watchさえあれば支払いができるので、財布すら持ち歩く必要がなくなるわけです。
特典を受け取るための「年間利用額」には、クレジットカード払いだけでなくこのようなカード内蔵のiDやApplaPayでの支払いも含まれます。
ですから、普段の支払いはクレジットカードと電子マネーiD、Apple Payの好きなものを選べばOKです。特典クーポンを受け取るために無理してクレジットカード本体で支払う必要はありません。
ApplePayは電子マネーiDとしてだけでなく、Suicaにチャージして利用することもできます。
しかし、Suicaチャージ・利用は年間利用額としてカウントされません。また、dポイントもまったく付与されないので、Suicaチャージの機会が多いならdカードゴールド以外のクレジットカードを使うことをオススメします。
ケータイやドコモ光の料金も年間利用額にカウントされる
dカードゴールドをドコモのケータイ料金やドコモ光の支払いに設定しても、年間利用額としてカウントされます。
「ドコモのカードなんだから、それって当たり前なんじゃないの?」
と思われるかもしれません。確かに当たり前なのですが、ここでわざわざ説明している理由は、ケータイ料金とドコモ光料金の支払いはdカードゴールドを使ってもポイントが付与されないからなんです。
dカードゴールドは、dアカウントと紐付けさえすれば、ドコモの料金の支払いに設定しなくてもポイント10倍の優待が受けられます。そのため、クレジットカードでポイントを貯めることにこだわるなら、ドコモ料金はdカードゴールド以外のカードで支払った方が得です。
ただ、dカードゴールドのポイントは得られないものの「年間利用額」としてはカウントされるため、
「ポイントがつかないのはわかってるけど、何とかdカードゴールドの年間利用額が100万円(200万円)を超えるようにしたい!」
「そこまでポイントにこだわらないし、多くのクレジットカードを使い分けるのは面倒…」
という場合、あえてdカードゴールドでケータイ・ドコモ光料金を支払うという選択肢もあります。
家族カードやETCカードの利用代金もOK
dカードゴールドの「年間利用額」は、家族カードやETCカードの利用もカウントされます。
家族カードというのは、奥さんのような家族の方に発行されるカードのことで、次のようなメリットがあります。
- 年会費が1枚目は無料、2枚目以降でも1枚につき1,000円+税と格安
- 年会費が安いにも関わらず、本カードと同じサービスが利用できる
- カード利用で貯まるポイントや支払いは、本カードとまとめられる
つまり、ご夫婦やご家族で家計を一本化しているなら、カードは複数あっても家族単位でポイントを貯めたり年間利用額特典を受け取ることができるのがメリットだというわけですね。
ただ、共働きなどご夫婦でそれぞれにお金の管理をしている場合、家族カードのポイントや支払いがまとめられるという点は逆にデメリットになってしまうかもしれません。
なお、家族カードについては「dカードゴールドの家族カードを絶対持つべき12の理由と4つの注意点」で、ETCカードについては「dカードゴールドのETCカードは完全無料で持てる!6つのメリットを徹底紹介」でくわしく説明しています。
そして、ETCカードは高速道路で利用できるETCのシステムを利用するために必要なカードです。dカードゴールドのETCカードは年会費無料で持つことができるのがメリットですが、このETCカードを利用した代金も「年間利用額」にカウントされます。
そのため、旅行や出張などで高速道路を利用する機会があるなら、年間利用額特典のクーポンに一歩近づくというわけです。
「年間利用額」対象外の支払いに注意!
ここまで「年間利用額」としてカウントされる内容について説明しました。
ただ逆に、dカードゴールドで実際に支払ったにもかかわらず、年間利用額としてカウントされないものがあります。具体的には、電子マネーへのチャージや金利手数料、年会費など。
年間利用額100万円や200万円を超えるために楽天Edyやnanaco、Suicaにチャージをしたり、リボ払いの金利手数料で支払金額を増やしても効果がないわけです。年間利用額にカウントされないカード利用方法は、具体的に以下のとおりです。
- 電子マネーのチャージ代金(dカード プリペイドチャージを除く)
- 金利、再発行手数料、リボ払い手数料等の各種手数料
- 年会費
- 募金など
上記の内容がカウントされないのは、何となくわかる気がしますね。要するに、「年間利用額」としてカウントされるのは、純粋な買い物代だけだということですね。
なお、リボ払いなどの金利手数料は「年間利用額」に含まれませんが、リボ払いでの買い物代そのものは年間利用額としてカウントされます。
年間利用額のカウントルールまとめ
ここまで説明したdカードゴールドで特典が得られる年間利用額のカウントルールを、以下のとおり表にまとめました。
対象 | 対象外 | |
---|---|---|
支払い方法 |
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|
電子マネー などへのチャージ |
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|
年会費・手数料など |
|
|
ちょっとややこしいですが、年間利用額としてカウントされるのは、基本的にはクレジットカードや電子マネーiDでの支払いで、例外的にdカードプリペイドへのチャージがあるということですね。
また、国税やふるさと納税が年間利用額としてカウントされるのは魅力的です。税金は高額になりがちなので、うまく活用すれば年間利用額を大きく引き伸ばすことができます。
年間利用額を確認して確実に特典を受け取る
ここまで説明した特典を受け取るための年間利用額。
ただ、どれだけ年間利用額の対象・対象外となる支払い内容を知っていたとしても、結局のところ「今年間利用額は一体いくらかなのか?」気になるところです。
何しろ1万円や2万円といった高額な特典クーポンがかかっているので、年間利用額は正確に把握したいですね。
そこでオススメの方法が2つあります。
- dカード公式サイトで確認
- dカードゴールドデスクに電話
dカード公式サイトならスマホだけでも確認できるというメリットがある反面、サイト内で年間利用額を確認できる階層が深くて確認しづらいというデメリットがあります。
そしてdカードゴールドデスクは、電話で聞くだけで年間利用額を知ることができるというメリットがある反面、受付時間内に電話するのが意外と面倒くさいというデメリットがあります。
どちらの方法も正確な年間利用額を知ることができるので使いやすい方で確認していただければOKです。ただ、管理人としてはdカードゴールドデスクの方が手軽じゃないかな?と感じています。
1.dカード公式サイト
年間利用額を正確に確認する1つ目の方法は、dカード公式サイト。
dカード公式サイトにログインして利用状況確認ページで、小さくお買物累計額が表示されています。このお買物累計額が、特典クーポンを受け取る基準となる「年間利用額」なのです。
この金額をチェックすれば、特典クーポンを受け取るためにあとどれだけdカードゴールドを利用すればいいのか?知ることができます。
なお、dカード公式サイトで年間利用額を確認する方法は「dカード公式サイト・年間ご利用額累計の確認方法」でもくわしく説明されています。
2.dカードゴールドデスク
上記で説明したdカード公式サイトでの確認。スマホさえあれば仕事帰りの電車の中や待ち時間などでも年間利用額を確認することができるのがメリットです。ただ中には、
「普段dカード公式サイトにわざわざログインして見のは面倒くさい…(悩)」
と感じる方もいらっしゃると思います。
そのような方は、dカードゴールドデスクを活用することをオススメします。dカードゴールドデスクとは、dカードゴールドの会員だけが利用できる電話お問い合わせ窓口のことです。
dカードゴールドは年中無休で朝10時から夜8時までの時間、カードについてのあらゆる質問や手続きに対応してくれます。
年中無休なので土日や祝日といった仕事が休みの日に電話して確認することもできますし、夜8時まで対応してくれるので仕事が終わってから電話するという手もあります。
そのため、公式サイトでの確認が面倒に感じるなら、dカードゴールドデスクに確認して年間利用額を教えてもらうことをオススメします。
ここまでの内容をまとめると、dカード公式サイトやdカードゴールドデスクで年間利用額を確認することにより、確実に安心して特典クーポンを受け取ることができます。
年間利用額特典はダイレクトメールで郵送される
ここまで特典クーポンを受け取るための年間利用額についてくわしく理解していただきました。ただ、具体的にどのように特典クーポンがもらえるのか?気になる方は多いはず。
そこでここからは、特典クーポンを受け取って交換し、実際に利用するまでの流れを説明します。
本会員のみが対象
まず始めに、特典クーポンを受け取ることができるのは本会員だけです。先ほどdカードゴールドは家族カードも持つことができると説明しましたが、家族カード会員は特典クーポンを受け取ることはできません。
なお、家族カードの利用代金は本カードと合算されるので、家族カードの利用代金が特典クーボンを受け取るためには無駄だという意味ではありません。
ダイレクトメールで自宅に郵送される
特典クーポンの年間利用額は12月15日で締め切られて集計され、特典クーポンを受け取れるだけの年間利用額に達していれば翌年の5月末頃にダイレクトメールが送られます。
このダイレクトメールはdカードゴールドを契約している住所宛に送られ、中には特典カタログや年間利用額特典お申込みガイドが同封されています。
この中でもっとも重要なのが、年間利用額特典お申込みガイドの始めのページに書かれているお客様専用シリアルナンバー。このシリアルナンバーは特典を受け取るために絶対に必要なので、なくさないようにしましょう。
なお、シリアルナンバーを使っての特典の申し込みは1年の有効期限があります。有効期限をすぎるとシリアルナンバーは使えなくなるので、忘れず特典クーポンを手に入れましょう。
専用サイトで特典を選択
特典クーポンを受け取るためには、送られたダイレクトメールに書かれているサイトからシリアルナンバーを入力します。
選べる特典クーポンは、ドコモのケータイ割引などドコモのサービスで利用できる次の5種類。
- ケータイ割引クーポン
- d fashionクーポン
- dトラベルクーポン
- dショッピングクーポン
- dデリバリークーポン
ちなみに上記は2017年の特典内容で、毎年少しずつちがうものが用意されます。この特典内容については、のちほどくわしく説明します。
この中から好きなものを1種類だけ選んでシリアルナンバーを入力すればクーポンを手に入れることができるわけですね。
シリアルナンバーを入力して実際に特典クーポンを利用するには、基本的に1〜2週間の期間が必要です。そのため、特典クーポンは反映される期間を計算に入れ、前もってシリアルナンバーを入力するようにしましょう。
そして、クーポンの反映はメールなどで通知されないという不親切な仕様なので、忘れないよう注意が必要です(汗)
なお、ケータイ割引クーポンだけは即時に反映されるので、シリアルナンバーを入力してすぐに利用することができます。
特典を利用する
あとはドコモショップやドコモのサイトでクーポンを利用すればOKです。具体的には、ドコモのサイトでの支払い時に「dカードGOLD年間ご利用額特典クーポン」を選ぶことにより活用できます。
また、ケータイ割引クーポンはインターネット上だけでなく、ドコモショップの店頭でも利用することができます。
なお、受け取ったクーポンの利用には有効期限があるので十分注意しましょう。
特典は選べる5種類のクーポン
さて、ここまで何度か特典クーポンの内容については説明しましたが、ここで改めてくわしく説明したいと思います。
このカードの特典は、ドコモの公式サービスなどで使える5つから好きなもの1つを選ぶことができます。多くのドコモユーザーにとって利用しやすいものとして、ケータイ割引クーポンやdトラベルクーポンが考えられます。
具体的な特典は、2017年は以下のとおりとなっています。
- ケータイ割引クーポン
- d fashionクーポン
- dトラベルクーポン
- dショッピングクーポン
- dデリバリークーポン
特典はドコモ公式サイトやドコモショップで利用できるものばかりです。ただ、ケータイ割引クーポン以外はドコモユーザーでなくても活用できる特典クーポンです。ドコモのサービスはドコモユーザーでなくてもアカウントを作って利用できますからね。
そのため、ドコモのサービスで特典クーポンを活用でき、年間100万円以上カードを利用することができるなら、ドコモユーザーかどうかに関わらずdカードゴールドを年会費実質無料のゴールドカードとして持つことはできます。
ただ、ケータイ割引クーポンがもっとも使い勝手がよくてお得感が高い気はしますが。
ここから、具体的な特典の内容について説明します。
1.ケータイ割引クーポン
ケータイ割引クーポンは、ドコモで新しい携帯電話を購入するときに利用できるクーポン券です。このクーポンがあれば、機種代金から10,800円または21,600円が割り引かれます。
利用できるのは全国のドコモ取扱店だけでなく、オンライショップでもOKです。
このクーポンは翌年の5月末までの1年間利用できるので、毎年新しい機種に交換しているという方なら、間違いなくお得ですね。
また、機種交換が2〜3年に1回だという方は、機種交換する年だけこのケータイ割引クーポンを手に入れて機種交換の予定がない年は以下で説明するクーポンを活用するという方法があります。
ドコモユーザーなら何年かに1度は必ず機種変更するはずなので、ケータイ割引クーポンは絶対に活用できる特典だと言えます。
2.d fashionクーポン
d fashionは、ドコモが運営しているファッション通販サイトです。ナノ・ユニバース、ビームス、シップス、タケオキクチなどのような約1,000の人気ブランドを取り扱っているので、利用できる場面は多いのではないでしょうか?
d fashionクーポンは、5,400円分のクーポンが複数枚もらえるしくみになっています。年間利用額が100万円以上ならクーポン2枚、200万円以上なら4枚といった具合ですね。
このクーポンは翌年の6月末まで利用できます。(ケータイ割引クーポンと有効期限が1か月ちがう)
なお、このクーポンが使えるのは、購入金額の合計がクーポンの金額以上のときです。つまり、d fashionでの1度の買い物が5,400円よりも高額でないと利用できません。また、1度の買い物で使えるクーポンは1枚と決められています。
そのため、
「1度の買い物が3万円なのでクーポンを2枚以上使いたい!」
という希望は通りません。つまり、d fashionクーポンを有効活用するためには、年間利用額100万円以上なら年2回、200万円以上なら年4回以上はd fashionを利用する必要があるわけですね。
とは言え、年に2回や4回服やカバンを買うだけなら、それほど大きな負担にはならないような気がします。値段が高くなりがちな秋物や冬物のコートや服で活用してもいいですし、年4回なら春・夏・秋・冬に買い物をするという方法もあります。
3.dトラベルクーポン
dトラベルクーポンも、比較的利用しやすいクーポンではないでしょうか?
dトラベルはd fashionと同じようにドコモが運営しているサイトで、ホテルや旅館、航空券、ツアーの予約サイトです。有名な旅行会社であるJTBと提携しているため、予約できるホテルや旅館は国内約13,000施設と充実しているのがウリです。また国内だけでなく海外ホテル・航空券も取り扱っています。
つまり、dトラベルはJTBが取り扱っている旅行商品ならたいてい手に入ると考えてもらって大丈夫です。
このクーポンは、dカードゴールドの年間利用額が100万円以上なら10,800円分が1回分、200万円以上なら2回分がもらえます。なお、1度の予約で利用できるクーポンは1回分だけです。
ですから、このクーポンがあれば家族や友だちとの旅行が1回あたり10,800円引きになるということですね。年1〜2回は旅行だったり、国内線で地元に帰省するという方なら有効活用できます。
4.dショッピングクーポン
dショッピングは、ドコモの通販サイトです。Amazonや楽天市場のドコモ版といったところですね。
参加しているお店には、高島屋や三越伊勢丹といった有名百貨店やJoshin、タワーレコード、成城石井、大阪王将などがあります。
取り扱い商品も多いため、クーポンを利用できる幅が広いのが大きなメリットです。その反面、クーポンは3,600円分が3回分または6回分と小分けでもらえるところが気になります。
1回の買い物で1回分のクーポンしか利用できないので、買い物1回あたりで割引される金額は少なくなってしまうわけです。最低でもdショッピングを年3回は理由しないと、クーポンを使い切ることはできません。
そのため、このクーポンはdショッピングで買い物をする習慣がある人に適していると言えます。
5.dデリバリークーポン
dデリバリーは、ピザやお寿司、弁当、和食などの出前サービスです。デリバリー配送を頼むことが多い方なら大いに活用できますね。
ただ、dデリバリーのクーポンも上記のdショッピングと同じように、3,600円分が3回分または6回分となっています。また、1回の注文が3,600円以上でないと利用できないのもデメリットです。出前で3,600円以上になる場面と言えば、3〜5人分ほど注文したときでしょうか?
また、地域によっては対応している店舗が存在しないため利用できなかったり、そもそも出前をとる習慣がない人にとっては活用できないサービスだと言えます。そのため、このクーポンを活用できる人は、ここまで説明したものとくらべると少なくなる気がします。
以上の内容をまとめると、dカードゴールドの年間利用額による特典はケータイ割引クーポンをはじめ、総じて活用しやすいものがそろっていると言えるのではないしょうか?
もし毎年ケータイを機種変更しないとしても、最悪でもdショッピングなら品揃えが豊富なので特典は活用できそうです。
年間利用額を増やす裏技
ここまでdカードゴールドの年間利用額特典についてくわしく説明しました。
ただそもそもの話として、
「年間利用額100万円は、ちょっと厳しい…」
「年間利用額200万円とか、どう考えても無理…」
と感じている方も多いのではないでしょうか?
確かに、100万円とか200万円と言えばけっこう大きな金額ですから、難しく感じるのも当然だと思います。ただ、月平均で考えると、
年間100万円=月約8万3,000円
年間200万円=月約16万6,000円
このようになります。1か月あたり8万円であれば、すでに生活費などで毎月支払ってはいないでしょうか? また、足りない年間利用額を増やす裏技も存在するんですよ(笑)
そこでここからは、年間利用額100万円や200万円を目指すためのコツや裏技を紹介します。
年間利用額100万円を目指す
dカードゴールドで年間利用額100万円を目指すのは、とんでもなく難しいことではありません。
現在の生活費で、クレジットカードで支払えるものはすべてdカードゴールドで支払う。これだけで意外と簡単に年間100万円を達成することができます。
具体的には、いつも支払っている以下のようなものをdカードゴールドで支払うことができます。
- ケータイ料金(ただしdボイントは付与されない)
- 自宅のインターネット料金
- ガソリン代
- スーパーやコンビニでの食費
- お酒やタバコ、ゲームといった娯楽費
- 服代や美容院代
- 家賃
上記のような生活費をすべてdカードゴールドで支払うようにすれば、1か月で8万円を超えるご家庭はけっこう多いように感じます。
特に毎月家賃を支払っていてクレジットカード払いができれば、年間利用額100万円は簡単に達成できますね。
このように、まずは現在の生活費はできるだけdカードゴールドで支払う!ことで年間利用額100万円を目指していただきたいと思います。
年間利用額200万円を目指す
年間利用額200万円は、毎月の生活費をすべてdカードゴールドで支払うだけでは難しいと思います。
そのため、年間200万円のカード利用を目指すには生活費をすべてdカードゴールドで支払った上で、高額な支出でももらさずカードで支払っていく必要があります。
具体的には、以下のようなものが考えられます。
- 国税(主に所得税)
- ふるさと納税
- 車検
- 旅行代(←旅行傷害保険の補償金額もアップするのでお得)
- 不定期で高額な買い物(パソコンやスマホ、家電、車など)
- 冠婚葬祭費用(特に結婚式)
個人事業主の方なら、毎年支払う所得税をdカードゴールドで支払うことにより、年間利用額を大きく引き伸ばすことができるのではないでしょうか?所得税は数十万円以上になることも珍しくありませんからね。
また、会社員の方であってもdカードゴールドでふるさと納税をすれば、家計への負担を増やすことなく年間利用額をアップさせることができます。ふるさと納税で支払った金額は、上限はあるものの税金の控除を受けることができますから。
あとは毎年発生するとは限りませんが、車の車検代や旅行代、パソコンやスマホ、家電といった高額な買い物でもdカードゴールドを使うように心がけるようにしましょう。
特に自動車本体や結婚式のような冠婚葬祭費をカードで支払うことができれば、たった1度だけで年間利用額200万円を突破することができてお得です。
車や結婚式のように数百万円という高額な支払いのときは、利用限度額を一時的に引き上げればカードで支払うことができます。
少し足りないときは「チャージ」でカバーする
ここまでdカードゴールドの年間利用額をアップさせて特典クーボンを受け取る方法を説明しました。
ただ、今の支出を意識してクレジットカード払いにしたとしても、
「どうしても年間利用額100万円(200万円)には届かない…(悩)」
そういった方もいらっしゃると思います。
一応説明すると、特典クーポンを受け取るために無理をして年間利用額を増やしては、結果的に損をしてしまうのでおすすめできません。
ただ、無駄遣いをせずに年間利用額が足りないときにdカードゴールドを利用できる方法が2つあります。それは、Amazonギフト券とdカードプリペイド。
dカードゴールドでこれらにチャージすれば、年間利用額としてカウントされます。また、あくまでも「チャージ」しているだけなので、無駄遣いしたことにはなりません。必要なときにチャージした金額を利用すればいいわけです。
1.Amazonギフト券(チャージタイプ)
年間利用額が少しだけ届かないときは、Amazonギフト券(チャージタイプ)で年間利用額を増やす方法をオススメします。
Amazonギフト券(チャージタイプ)というのは、自分のAmazonアカウントにチャージして利用するためのギフト券です。つまり、Amazon用の電子マネーのようなものですね。
このように説明するとdカードゴールドの年間利用額にカウントされないような気がしますが、Amazonギフト券は別に電子マネーではありません。そのため、チャージした金額は年間利用額にカウントされるわけです。
チャージしたAmazonギフト券は有効期限10年と長く、いつでもAmazonの買い物に利用することができます。そのため、決して無駄遣いしたことにはなりません。
また、Amazonギフト券(チャージタイプ)でチャージできる金額は15円から50万円と幅広いため、特典クーポンがもらえる年間利用額に少しだけ足りないときに活用できます。
2.dカードプリペイド
次に、dカードプリペイドへのチャージで年間利用額をアップさせる方法もあります。電子マネーチャージの中でも、dカード プリペイドへのチャージだけは年間利用額にカウントされるという特徴があります。
dカードプリペイドは、国際ブランドMasterCardや電子マネーiDが使えるお店・インターネットショップで利用できるプリペイドカードです。dカードプリペイドに事前にチャージする方法として、次の4つがあります。
- 電話料金合算払い
- dカード払い
- クレジットカード払い
- dポイントチャージ
dカードゴールドを使ってdカードプリペイドにチャージした場合、dカードゴールドのポイントはまったく貯まりません。ただ、年間利用額としてはカウントされるため、dカードプリペイドにチャージすることによって年間利用額を稼ぐという方法もあります。
ただ、チャージしたdカードプリペイドを利用して貯まるdポイントは、利用金額の0.5%です。dカードゴールドをそのまま使えば利用金額の1%のdポイントが貯まることを考えると少し損をしていることになるので、できることならAmazonギフト券にチャージすることをオススメします。
このように、Amazonギフト券(チャージタイプ)やdカードプリペイドへのチャージで、年間利用額の合計金額をアップさせる方法もあります。
dカードゴールドの年間利用額特典まとめ
ここでは、dカードゴールドの1万円+税という高額な年会費を実質無料にできる年間利用額特典について、くわしく説明しました。
dカードゴールドは年間利用額100万円なら年会費と同じ金額である10,800円分の、年間200万円を利用できれば年会費の2倍となる21,600円の特典クーポンを受け取ることができます。
ですから、dカードゴールドを持つなら年間利用額100万円を突破して、実質的に年会費無料のゴールドカードとして活用すればお得度が増すわけですね。
特典として受け取ることができるクーポンも、ケータイ割引をはじめドコモのサービスで利用できるものばかりです。活用できる幅はかなり広いといえるでしょう。
なお、ドコモのサービスは無料で作れるdアカウントさえあれば、ドコモユーザー以外でも利用できます。そのため、ドコモユーザーでなくてもdカードゴールドを持ち、年会費実質無料カードとして使うこともできます。
年間利用額100万円や200万円を突破するのは難しいように感じるかもしれませんが、日常生活の中でのありとあらゆる支出をdカードゴールドにまとめれば意外と達成可能です。
ですから、この機会にdカードゴールドに申し込み、普段の買い物をこのカード1枚にまとめて活用しましょう。