dカードゴールドは、ドコモユーザーなら毎月のドコモ料金のポイント10%還元やケータイ補償など、ケータイ料金が安くなるのがメリットというイメージが強くあります。
でも、dカードゴールドはケータイ料金が節約できるだけでなく、海外旅行の特典もほかのゴールドカードに引けを取らないほど充実しています。
具体的には、dカードゴールドには以下のような海外特典が無料でついているのが特徴です。
- 最高1億円という手厚い海外旅行保険
- 出発前の待ち時間を優雅にすごせる国内空港ラウンジサービス
- ATMで現地通貨が引き出せる海外キャッシング
- 海外で買った品物が90日間補償されるお買物安心保険
- 海外での情報提供やトラブルに電話でサポートしてくれるVJデスク
特に最高1億円という高額な補償が受けられる海外旅行保険と空港ラウンジサービスが利用できることから、dカードゴールドは海外特典が充実したカードだと言えます。
ほかのゴールドカードの中だと、海外旅行保険の補償金額が低かったり、空港ラウンジサービスが利用できないものもありますからね(汗)
その点、dカードゴールドはケータイ料金を劇的に節約しつつ、楽しい海外旅行でも恩恵を受けることができるわけです。
ただ、せっかくの海外特典も前もって知っておかないと活用できませんし、dカードゴールドの海外旅行保険はキャッシュレスサービスには対応していないというとんでもない落とし穴があります。
これらを知らずにdカードゴールドを海外旅行へ持って行くと肝心なときになって、
「このカード、海外旅行でまったく役に立たないじゃないか!(怒)」
とマジギレしなければならない可能性も十分にあるんですよ…。
そんなことにならないよう、ここではdカードゴールドの超優秀な海外特典と活用方法をバッチリ紹介します。ここでの内容を知った上でdカードゴールドを海外旅行に持っていけば完璧です。あとは海外旅行を楽しむだけですね。
dカードゴールドは年会費実質無料にできるゴールドカード
dカードゴールドは、一般的なゴールドカードとほぼ同じように年会費1万円+税が必要です。ただ、うまく活用することによって年会費を実質無料にできるという大きなメリットがあります。
dカードゴールドの海外特典は冒頭でも説明したとおり、多くのゴールドカードには引けを取らない内容です。でも、JCBゴールド(年会費1万円+税)やアメリカン・エキスプレス・カード(年会費12,000円+税)といった有名なゴールドカードとくらべると劣っているのが実際のところです。
でも、dカードゴールドは年会費実質無料なのにあらゆる海外特典がついているところに大きな価値があるわけです。
では、どうすれば年会費が実質無料になるのか? それは1年間で100万円以上このカードを利用すること。
このカードは年間利用額100万円で年会費と同じ10,800円分のクーポンが、そして年間利用額200万円だと年会費の2倍となる21,600円分のクーポンがプレゼントされるという特典があります。
ですから、dカードゴールドを持つなら、ぜひとも旅行代や普段の支払いをこのカード1枚にまとめることをオススメします。
なお、このカードを年会費実質無料にできる年間利用額特典については「dカードゴールドの年間利用額特典を確実に受け取る裏技!年会費無料でゴールドカードが持てる」でくわしく説明しています。
海外旅行先ではクレジットカードは身分証代わり
dカードゴールドは年会費実質無料にできるという大きなメリットがあることを知っていただいたところで、いよいよこのカードの海外特典について説明します。
海外旅行へ行くのにクレジットカードはあった方がいいのはわかるけど、そもそも「必要」なのか?
結論から言うと、必要です。
海外では、ホテルに泊まるときやレンタカーを借りるとき、必ずクレジットカードの提示を求められます。
ホテルやレンタカーでクレジットカードの提示が必要な理由は、料金を踏み倒そうとしたときにカードから請求できるから。
ホテルで私たちがフロントの係員の目を盗んでそのまま帰国してしまったとしても、クレジットカードから宿泊料などを請求できます。
また、レンタカーの車もそのまま乗って帰って返さない人がいたとしても、車代を請求することができるわけです。
レンタカーは利用しない方も多いと思いますが、ホテルはほとんどの人が泊まるのでは?
ここまで説明した理由から、海外旅行へ行くときは買い物で使うかどうかという問題ではなく、クレジットカードはぜひとも持って行くべきです。
そして、同じ海外へ持って行くならこのカードのように海外特典が充実したものを持って行けば、ホテルやレンタカーだけでなく便利なサービスを活用できるというわけです。
海外旅行保険は最高1億円という手厚い補償
クレジットカードの海外特典として代表的な海外旅行保険。このカードには最高1億円という高額な海外旅行保険が無料でついています。
ただ、クレジットカードの海外旅行保険は補償金額が最高いくらまで補償されるかが注目されがちですが、ここに落とし穴があります。実は、死亡や後遺障がいが残るケガ、病気やケガでの治療費などの補償内容ごとに補償される最高金額が決められています。
このカードの場合だと死亡や後遺障がいの残るケガなら最高で1億円まで補償されますが、病院で入院したり手術を受けたとしても1億円も補償されないわけです…。
いざ現地で事故や病気に遭ったときにガッカリしないためにも、ここから海外旅行保険について説明します。
dカードゴールドの海外旅行保険の特徴
先ほども少し説明したとおり、海外旅行保険は補償内容ごとに補償される最高金額が決められています。
dカードゴールドの海外旅行保険で補償される「最高1億円」は、あくまで死亡や後遺障がいが残るようなケガに遭った場合。でも、海外旅行保険でもっとも重要なのは傷害・疾病治療費用、つまり海外での病気やケガによる治療費なんです。
ハッキリ言って海外旅行中に死亡する可能性は限りなく低いですし、万が一の場合でも普段加入している生命保険で補償されます。
でも、海外旅行中に体調を崩したりケガをして病院に行く可能性は、死亡とくらべると十分に考えられます。しかも、海外の医療費は日本とくらべて恐ろしく高額になることが多々あるわけです。
そのため、海外旅行保険で注目しなければならないのは傷害・疾病治療費用になりますが、dカードゴールドは300万円という手厚い補償が受けられます。
また、日本とくらべると盗難のような犯罪が多い海外では、携行品損害も活用する可能性が十分に考えられます。携行品損害というのは、海外旅行中にデジカメのような持ち物が盗まれたり壊れたりしたときに補償される保険です。
携行品損害は、dカードゴールドなら年間50万円。これもほかのゴールドカードとくらべても十分な補償だと言えますね。
なお、dカードゴールドの海外旅行保険の内容と補償金額は、以下の表のとおりです。
dカードゴールドの海外旅行保険の内容
カード会員本人 家族カード会員 |
カード会員の家族 | |
---|---|---|
傷害死亡 | 1億円(※) | 1,000万円 |
傷害後遺障がい | 程度により 400万円~1億円(※) |
程度により 40万円~1,000万円 |
傷害・疾病治療費用 (一事故/一疾病の限度額) |
300万円 | 50万円 |
賠償責任 (一事故の限度額) |
5,000万円 | 1,000万円 |
携行品損害 (年間限度額) |
50万円 (一事故あたりの自己負担額 3,000円) |
15万円 (一事故あたりの自己負担額 3,000円) |
救援者費用 (年間限度額) |
500万円 | 50万円 |
海外航空便遅延費用特約 | 乗継遅延による宿泊・食事費用 2万円 | |
手荷物遅延による衣類・生活必需品購入費用 1万円 | ||
手荷物紛失による衣類・生活必需品購入費用 2万円 | ||
出航遅延・欠航による食事費用 1万円 |
※海外旅行代金をdカードゴールドで支払わなかった場合の補償金額は、傷害死亡時5,000万円、傷害後遺障がい時200万円~5,000万円にダウン。
(参考:dカード公式サイト「海外旅行保険」)
上の表をみて、
「死亡とか傷害・疾病治療費用、携行品損害以外にも、何かいろいろ項目があって意味がわからないんだけど…?(焦)」
と感じている方が多いような気がするので、後ほど内容をくわしく説明しますね。
家族カードもまったく同じ補償内容
dカードゴールドは、カードを持っている本人だけでなく、家族カード会員も本カード会員とまったく同じ最高1億円の保険が適用されるのが見逃せないポイントです。
多くのクレジットカードは、たとえゴールドカードであっても家族カード会員の補償金額は低く抑えられているのが一般的ですからね。
dカードゴールドの家族カードは、1枚目なら年会費無料、2枚以降でも年会費1,000円+税という少ないコストで持つことができます。
そのような少ないコストで手厚い海外旅行保険が適用されるので、家族旅行の海外旅行保険のためだけに家族カードに申し込むのも有効です。
なお、家族カードについては「dカードゴールドの家族カードを絶対持つべき12の理由と4つの注意点」でくわしく説明しています。
海外旅行保険が適用される旅行期間は90日
dカードゴールドの海外旅行保険は、90日までなら適用されます。91日をすぎると海外旅行保険は適用されなくなってしまいますが、ほとんどの方にとって何の不都合もないように感じます。
数日から長くても1〜2週間という普通の海外旅行なら、まったく問題なく保険が適用されますからね。
なお、海外旅行保険の90日という期間は1度日本に帰るとリセットされます。そして再び海外へ行けばそこから90日間適用されるというしくみになっています。
回数や1年の通算日数などといった条件はまったくないので、海外へ行く機会が多い方であればあるほど活用できますね。
海外旅行保険が適用される期間をこまかく説明すると、「海外旅行に行くために自宅を出発してから帰宅するまで」です。
つまり、海外にいる間は当然ですが、日本の中であっても自宅から空港までの道中などはdカードゴールドの海外旅行保険が適用されるということです。
カードで旅行代を払うかどうかで補償金額が変わる
このカードの海外旅行保険は、ただカード会員になっているだけで適用されるのもメリットです。ちなみに、このような海外旅行保険のことを自動付帯といいます。
つまりdカードゴールドに申し込んで会員になれば、海外旅行に行くといつも海外旅行保険が適用される状態になるというわけですね。
クレジットカードによってはそのカードで飛行機代などを決済しないと海外旅行保険が適用されません。(このような海外旅行保険を利用付帯といいます)そのことを思うと、このカードの海外旅行保険はサービスがよいと言えますね。
ただ、せっかく海外旅行に行くならdカードゴールドで旅行代を支払うことをオススメします。その理由として次の3つがあります。
- 死亡・後遺障がいの補償がアップする
- dポイントが貯まる
- 年間利用額特典がもらえる可能性が高くなる
dカードゴールドの海外旅行保険は、先ほども説明したとおり自動付帯です。でも、死亡・後遺障がいだけはdカードゴールドで旅行代を支払うことによって最高1億円の補償を受けることができます。
もしこのカードで旅行代を支払わないと、補償金額が最高5,000万円にダウンしてしまうしくみになっているんです。
海外旅行中に死亡や後遺傷がいといったトラブルに遭う確率は限りなく低いものの、同じ海外旅行に行くなら補償金額が多い方がいいに決まっています。そのため、海外旅行代金はこのカードで支払うことをオススメします。
なお、死亡・後遺障がいの補償金額が1億円になる旅行代金というのは、具体的に次のものを指します。
- 日本発着の国際線の航空機や船の料金
- 募集型企画旅行(パック旅行)の代金
上記の飛行機代やツアー代をdカードゴールドで支払えば、海外旅行保険は最高1億円の補償となります。
ただ、中には、
「海外旅行保険の補償は最高5,000万円でも十分!病気やケガの病院代さえ補償されたらOKだし」
という方もいらっしゃると思います。実際問題、海外旅行保険は傷害・疾病治療費用さえ十分にカバーできていれば十分なくらいですが、それでもdカードゴールドで旅行代金を支払うことをオススメします。
このカードは利用代金の1%がdポイントとして還元されます。これは旅行代金も例外ではありません。1%というと微妙な感じがしますが、1人でも数万円、家族旅行なら数十万円という費用がかかる海外旅行代金の1%となると話は別です。
また、このカードは年間利用額特典として、年間利用額100万円以上なら10,800円分の、200万円以上なら21,600円分ものクーポンがもらえます。高額な海外旅行代金を決済すれば、年間利用額200万円も達成可能になるのではないでしょうか?
この年間利用額特典をもらうためにも、高額な海外旅行代金をdカードゴールドで支払うことをオススメします。
海外旅行保険の補償内容をくわしく解説
ここまでdカードゴールドの海外旅行保険の特徴やメリットについて説明しました。
このカードは、最高1億円という手厚い海外旅行保険が家族カード会員でも適用されるのが大きな特徴です。
また、旅行代金をこのカードで決済すれば死亡・後遺障がいの補償アップや大量のdポイント、そして年間利用額特典がもらえる可能性アップします。ですから、ぜひとも海外旅行代金はdカードゴールドで支払いたいところです。
ただ、いくらdカードゴールドを持って旅行代金もバッチリこのカードで支払ったとしても、具体的にどんな場面で補償されるのか?わからないと保険が活用できません。
先ほど表を使って説明しましたが、海外旅行保険には死亡・後遺障がいや傷害・疾病治療費用、携行品損害だけでなく、いろいろな項目がありますから。
そこでここでは、海外旅行保険で補償される項目についてくわしく説明します。海外旅行保険で補償される場面について、この機会にくわしく知っておきましょう。
傷害死亡・後遺障がい
まずは先ほどから何度も名前が登場している傷害死亡・後遺障がい。
これはもっともお世話になりたくない補償内容ですが、海外旅行中に亡くなってしまったり後遺障がいが残るケガを負ったときに補償されます。
もっとくわしく説明すると、海外でのケガが原因で180日以内に死亡や後遺障がいを負えば補償の対象となります。補償される金額は死亡なら1億円、後遺障がいなら程度に応じて400万円〜1億円です。
ここでのポイントは、死亡と後遺障がい、どちらもケガが原因であることが条件です。もしも病気が原因で死亡や後遺障がいを負ったとしても補償されないことに注意しましょう。
また、dカードゴールドで旅行代金を支払わなかった場合は補償金額がダウン(死亡・後遺障がいどちらも最高5,000万円)するので、できるだけこのカードで飛行機代やツアー代を支払うようにしましょう。
傷害治療費用
海外旅行保険で利用する確率が高いのが、この傷害治療費用です。
海外旅行中のケガで病院で治療を受けたときにかかった費用が補償されます。具体的には診察費や入院費、救急車の代金、通訳を依頼したときにかかった費用などになります。
先ほども少し説明しましたが、海外だと日本とくらべると医療費が高額となることがほとんどです。日本では無料の救急車さえも国によってはお金がかかりますし、骨折して手術を受けただけでも数十万円の治療費が請求されることも現実的にあり得ます。
そのような高額な治療費を最高300万円まで補償してくれるのが、傷害治療費用になります。
この300万円という費用は、ほかのゴールドカードとくらべても高額で実用的なレベルです。海外での医療費の9割以上は300万円というデータがある(※)ことを考えると、300万円まで補償されれば海外でのケガは概ねカバーできていると言えますね。
※参考:ジェイアイ傷害火災保険が集計した「2016年度 海外旅行保険事故データ(PDF)」
先ほど説明した死亡・後遺障がいと傷害治療費用は、保険金が受け取れないケースがあるので注意しましょう。具体的には、以下の場合です。
- 危険なスポーツ(登山・スカイダイビングなど)中のケガ
- 診察ではわからない「むちうち」や「腰痛」
- 自殺やケンカ、犯罪行為、またはわざとケガをしたとき
- 無免許運転や酒気帯び運転
- 脳疾患、疾病、心神喪失
- 戦争など
- 放射線照射・汚染・原子核反応
(参考:dカード公式サイト「海外旅行保険のご案内」)
気をつけなければならないのは「危険なスポーツ」と「むちうち」、「腰痛」でしょうか? もしも海外で登山やスカイダイビングをしようと思っているなら、保険会社が有料で用意している保険に加入することでカバーしましょう。
また、むちうちや腰痛は本当だったとしても、医師など周囲から本当かどうか判断ができないため補償されません。
疾病治療費用
ケガだけでなく、疾病治療費用として病気による治療費も補償されます。
海外は気候や食事など、日本と大きく環境が変わることが多々あります。そのため、体調を崩してしまうことも十分考えられますね。
特にお子さんだとその傾向は強いのではないでしょうか?
そのような場合も、ケガと同じように診察料や入院費用などが最高300万円まで補償されます。海外での医療費は先ほど説明したケガだけでなく、病気の場合でも高額であることに変わりないので安心ですね。
なお、妊娠や出産、早産、流産に関係する病気や歯科疾病は補償の対象外なので注意しましょう。
賠償責任
賠償責任は、他人にケガを負わせてしまったり他人の持ち物を壊して弁償しなければならなくなったときの費用を補償してくれます。
名前を聞いただけだと何のことのか、ちょっとわかりにくいですよね(汗)
具体的にどんな場面かというと、ホテルの壺や絵画、じゅうたんを汚したり壊してしまって損賠賠償を請求されたときが考えられます。
ホテルの備品や車は、とんでもなく高額であることが多いので、ちょっとした不注意で数十万円や数百万円の費用を弁償しなければならない可能性が十分にあります。
また、日本で出発前にレンタルしたスーツケースや海外用のWi-Fi、携帯電話などを壊したりなくしたりして弁償しなければならなくなったときも有効ですね。
そのような費用が、最高5,000万円まで補償されるわけです。
ただ、賠償責任の補償が受けられるのは、法律上の損害賠償金だという点に注意が必要です。ホテルなどの被害者から請求された金額を本当に支払ったからといって、実際に保険金が受け取るかどうかはわかりません。
そのため、弁償するよりも前に保険会社に連絡するようにしましょう。
そして、もしも海外出張など海外での仕事中の事故は、この保険では補償されません。
携行品損害
携行品損害は、傷害治療費用や疾病治療費用とならんで利用する機会が多い補償です。
具体的な内容としては、航空券やデジカメ、ケータイなどを持ち歩いているときに盗難に遭ったり壊してしまったときに、修理代やそのときの時価、再発行を受けるために必要な費用を補償してくれます。
時価というのは、デジカメやケータイだと買ってからの年数や消耗の度合いによる価値の低下を見込んだ金額です。決して新品が買えるだけの費用が保険金として受け取れるわけではないので注意しましょう。
海外旅行中に帰りの航空券をなくして再発行を受けたり、持って行ったデジカメやケータイを壊してしまう可能性は十分にあります。
そんなときに保険金を受け取ることができるのは嬉しいですね。ただ、保険金が受け取れるのは1つの品物に対して10万円までで、3,000円は負担しなければなりません。そして、年間で受け取れる保険金はトータルで50万円という上限もあります。
そのため、海外で15万円のブランドもののカバンを買ってすぐに盗まれてしまったとしても、9万7,000円(1つの品物の上限10万円から自己負担金3,000円を引いた金額)しか補償されないことになります。
それでも、補償されるだけお得であるとも言えますが(笑)
なお、携行品損害は自分の責任で置き忘れたりなくしたときは補償されません。また、現地の保安官や警察などの公権力に持ち物を没収された場合も対象外です。
救援者費用
救援者費用は、ある意味で死亡・後遺障がいよりも利用する場面が少ないと思われる補償です。
一体どんな内容なのかというと、海外旅行中に飛行機の墜落や事故などで行方不明や生死不明となったときの探索・救助費用や親族が日本から駆けつけるための費用が補償されます。
そういった費用が最高500万円まで補償されるのが救援者費用になります。
海外旅行で行方不明や生死不明になることはまず考えられませんが、万が一のときには高額な探索費用などがかかってしまうことを考えると安心できると言えますね。
なお、救援者費用は行方不明や生死不明になった後、無事だったとしても保険金が受け取れます。ただ、傷害治療費用と同じように登山やスカイダイビングといった危険なスポーツは対象外なので注意しましょう。
海外航空便遅延費用特約つき
dカードゴールドには、ほかのカードにはあまりついていない航空便遅延費用特約もついています。
航空便遅延費用特約というのは、飛行機の遅延や欠航があったためにかかったホテル代や食事代、そして飛行機の搭乗前に預けたスーツケースにトラブルがあったときに補償される保険のことです。
飛行機は気候によって出発や到着が遅れたり、最悪の場合欠航になることはよくあります。また、スーツケースを受け取るのが遅くなったり、なぜかなくなってしまうことも珍しくありません。
このカードがあれば、そういったときの損害が補償されるわけです。これはかなり実用性が高い保険だと言えます。なお、この補償は本カード会員と家族カード会員、そしてご家族がまったく同じ補償を受けることができます。
航空便遅延費用特約で補償される内容と金額は、具体的には以下の表のとおりです。
補償内容 | 説明 | 補償金額 |
---|---|---|
出航遅延 | 搭乗する予定の飛行機の出発が4時間以上遅れたり欠航したとき、 代替便に搭乗できるまてせのホテル代や食事代を補償 |
1万円 |
乗継遅延 | 乗継地点への飛行機の到着が遅れて乗継便に搭乗できなかった上に 代替便にも搭乗できなかったとき、 ホテル代や食事代を補償 |
2万円 |
手荷物遅延 | 搭乗前に預けたスーツケースが、飛行機が到着して6時間たっても受け取れなかったときに 仕方なく買った衣類や歯ブラシ、カミソリ代などを補償 |
1万円 |
手荷物紛失 | 搭乗前に預けたスーツケースが、飛行機が到着して48時間たっても受け取れなかったときに 仕方なく買った衣類や歯ブラシ、カミソリ代などを補償 |
2万円 |
1人あたりの補償金額は1万円や2万円と低いですが、ほかの死亡や病気・ケガといった補償とくらべると利用しやすいことを考えると助かりますね。
海外旅行保険の使い方
ここまでdカードゴールドの海外旅行保険で補償される場面を説明しました。
でも、実際に保険金を受け取るためには、実際に海外で病院に行ったことや持ち物をなくしたこと、そして他人の財産を弁償したという事実を証明する書類が必要になります。
何もなしに保険会社に連絡しただけで保険金が受け取れたら、保険金詐欺が続出してしまいますからね(笑)
ここで1番気をつけなければならないのは、現地でしか用意できない書類があることです。必要な書類を現地で受け取らずに帰国してしまうと、保険金を受け取るための書類を手に入れるのは絶望的です。
ですから、前もって念入りにチェックしておきましょう。
海外旅行保険を使うために現地で手に入れる書類
死亡 | 後遺 障がい |
傷害・ 疾病 治療費用 |
救援者 費用 |
携行品 損害 |
賠償 責任 |
航空機 遅延 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
医師の診断書 | ◎ | ○ | |||||
治療費の明細書・領収書 | ◎ | ○ | |||||
死亡診断書 | ◎ | ||||||
事故証明書 | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
罹災証明および盗難届出証明書 | ◎ | ||||||
支出を証明する書類 | ◎ | ◎ | |||||
示談書 | ◎ | ||||||
示談金領収書 | ◎ | ||||||
損害額を立証する書類 | ◎ | ||||||
損害品明細書 | ◎ |
◎は絶対必要な書類、○は場合によって必要な書類
要するに、現地の警察や病院で、携行品をなくしたり実際に病院に行ったことがわかる書類をもらえばいいというわけですね。
ただ、
「いやいや、英語しゃべれないから書類なんてもらえないよ(焦)」
「実際に何かあったら、具体的にどうしたらいいのかわからないよ(困)」
そのような方が多いはず。そもそも海外で病院や警察に行くこと自体がかなりテンパりますからね(汗)
そこで、海外で保険のお世話になりそうな場面があれば、とりあえず保険会社に電話しましょう。連絡先は以下になります。
東京海上日動dカード保険デスク
03-3946-1386(上記のフリーダイヤルがつながらないとき)
+81-3-3946-1386(海外から)
受付時間 午前9:00~午後8:00(土・日・祝・年末年始休)
ちなみに、dカードゴールドの海外旅行保険はカードを発行しているNTTドコモではなく、東京海上日動火災保険が窓口になっています。
土・日・祝日は休みである上受付時間も決まっているため、事故のタイミングによってはすぐに連絡が取れないというデメリットはありますが、とりあえず何かあったときは上記に電話すれば具体的な対処法などとるべき行動を教えてくれます。
海外旅行保険の注意点
ここまで説明したdカードゴールドの海外旅行保険。
このカードは年間利用額特典を受け取ることができれば、年会費実質無料で持てるゴールドカードです。それにも関わらず、最高1億円という強力な補償がついているのは優良だと言えます。
ただ、ここまでいいことばかり説明してきましたが、大きなデメリットがあるのも事実です。ここからはdカードゴールドの海外旅行保険のでめりっとについて説明します。
キャッシュレスサービスが利用できない
dカードゴールドの海外旅行保険の致命的なデメリットは、キャッシュレスサービスが利用できないこと。
キャッシュレスサービスはあまり聞いたことがない名前だとは思いますが、海外旅行保険でこれが利用できるかどうかはとても重要です。
キャッシュレスサービスというのは、海外で診察を受けたときに現金を払う必要がないサービスのこと。
先ほども説明したとおり、海外の医療費は高額です。保険で補償されるのはありがたい話なのですが、そもそも病院の窓口で支払えるだけの現金がないことがほとんどです。
そこで、多くの海外旅行保険は病院の窓口で医療費を支払う必要がないようになっています。肝心の病院代は、保険会社が直接病院に支払ってくれるわけですね。
今では対応していて普通のキャッシュレスサービス。それにも関わらずdカードゴールドはキャッシュレスサービスが利用できないのは、とても大きなデメリットです(泣)
dカードゴールド1枚では治療費が足りない可能性も
dカードゴールドの病気・ケガによる治療費は最高300万円。これだけの補償があればほとんどの場面で対応できますが、もしかしたら500万円や1,000万円といった治療費が必要になる可能性もあります。
そんなときのために、ほかのクレジットカードや有料の海外旅行保険でカバーすることをオススメします。
クレジットカードについている海外旅行保険は、複数持っていると補償金額が合算されるというメリットがあります。
たとえば、傷害治療費用300万円のdカードゴールドと傷害治療費用200万円の別のクレジットカードを持っている場合だと、トータル500万円まで傷害治療費用を利用することができます。
ただし、死亡・後遺障がいだけは合算されず、もっとも補償金額が多い保険が適用されます。
国内旅行保険も強力な補償
dカードゴールドは海外旅行保険だけでなく、国内旅行保険もついています。
特に、国内航空便遅延費用特約がついているカードは、ゴールドカード全体て見てもかなりレアです。
「海外旅行よりも国内旅行の方が多い!」
という方も多いと思いますが、そのような方もdカードゴールドをバッチリ活用できます。
dカードゴールドの国内旅行保険の内容
では、dカードゴールドの国内旅行保険の内容をみてみましょう。
このカードの国内旅行保険は、最高5,000万円という高額な補償に加え、国内旅行中のトラブルで入院や通院、手術などの費用がかかったときに補償されます。
国内旅行保険が適用される国内旅行というのは、
- 公共交通用具(飛行機や船、電車、定期バス)に搭乗中の事故
- 旅館やホテルが火災・破裂・爆発したときの事故
- 宿泊つきのパックツアー参加中の事故
上記の場合だけです。現実的に国内旅行保険を活用できるのは、パックツアー参加中の事故になりますね。なお、マイカーやレンタカーでの家族旅行中の事故では補償が受けられません。
ただ、クレジットカードによっては国内旅行保険は死亡・後遺障がいのみ補償されるものや、そもそも国内旅行保険がついていないものも当たり前のようにあります。そのことを思うと、dカードゴールドの国内旅行保険は手厚い補償だと言えますね。
なお、dカードゴールドの具体的な国内旅行保険の内容は以下の表のとおりです。
補償内容 | 本人・家族の補償金額 |
---|---|
死亡傷害保険 | 最高5,000万円 |
傷害後遺障害保険 | 最高5,000万円 |
入院保険金 | 1日当たり5,000円 |
通院保険金 | 1日当たり3,000円 |
手術したとき | 入院保険金の5倍~10倍 |
乗継遅延による宿泊・食事費用 | 2万円 |
手荷物遅延時の服や日用品購入費用 | 1万円 |
手荷物紛失時の服や日用品購入費用 | 1万円 |
航空機遅延・欠航の場合の食費 | 1万円 |
国内旅行保険も、海外旅行保険と同じように本カード会員と家族カード会員がまったく同じように補償されるのも大きなメリットです。ただ、国内旅行保険は海外旅行保険とはちがい、お子さんのような家族は対象外です。
国内航空便遅延費用特約がついているレアカード
dカードゴールドの国内旅行保険の大きなメリットとして、国内航空便遅延費用特約がついている点が挙げられます。
国内航空便遅延費用特約というのは、国内線の遅延や欠航、スーツケースのトラブルを補償してくれる保険のことです。つまり、海外航空便遅延費用特約の国内バージョンですね。
国内航空便遅延費用特約、実はゴールドカードであってもついていないことがほとんどだということを考えると、dカードゴールドは国内旅行保険がかなり優秀なカードだと言えます。
国内28空港のラウンジを無料で利用できる
dカードゴールドは、ここまで説明したとおり海外旅行保険や国内旅行保険といった旅行サービスが充実しています。
そして旅行サービスと言えば忘れてはいけないのが空港ラウンジサービス。
空港ラウンジサービスは、日本全国の空港内に設置されているラウンジを無料で利用できるサービスで、飛行機をよく使う人の中では人気があります。
基本的に空港内はざわついていますが、空港ラウンジの中だけは話は別。空いていてソファーが用意されている上、ドリンクは無料で飲み放題、Wi-Fiや電源コンセントまで使えるので、飛行機の待ち時間にスマホを充電しながらまったりすごすのに適しています。
空港ラウンジは、管理人が知る限り空港内で唯一静かな場所です。
この空港ラウンジサービス、年会費が低いゴールドカードだと利用できる空港ラウンジが少なかったりしますが、dカードゴールドなら国内28か所と、多くの空港をカバーしているところは優秀です。
なお、dカードゴールドで利用できる空港ラウンジはdカード公式サイト「空港ラウンジ」で確認できます。
先ほども説明しましたが、2018年4月まではdカードゴールドを持っていればJALサクララウンジを利用できる抽選に参加できる特典がありました。
JALサクララウンジは、航空会社JALの上級会員やビジネスクラスを利用する人だけが利用できる豪華なVIPラウンジです。そのようなVIPラウンジをdカードゴールドを持っていれば抽選ではあるものの無料で利用できる可能性があったため、けっこう人気のある特典でした。
しかし、この特典は2018年5月のdポイントクラブのリニューアルにより、dカードゴールドを持っているだけでは応募できなくなりました。残念(泣)
海外キャッシングは現金が必要なときに便利
海外旅行中に困ることの1つ、それは現金が足りなくなること…。
海外だと屋台や個人商店など、クレジットカードが使えないお店も多くあります。そのため、持って行った現金が足りないことが当然のように起こるわけです。
海外では日本のキャッシュカードはほぼ使えないので、手持ちの現金が減ってしまうのは大きな問題なんですね…(汗)
そんなときに活用できるのが、クレジットカードの海外キャッシング。dカードゴールドは世界150か国以上で利用でき、いつでも現地通貨を調達することができます。
海外「キャッシング」は、一時的にクレジットカード会社からお金を借りている状態なので、返済するまでは利子がかかってしまいます。また、キャッシングという言葉だけで利用したくないと感じる方もいらっしゃると思います。
ただ、仮に海外で利用できる日本のキャッシュカードでお金を下ろしたとしても、数百円〜数千円という国内では考えられないほどの手数料がかかります。
そのため、無理に海外で使えるキャッシングを用意するよりも、素直にクレジットカードの海外キャッシングを利用した方が手数料が少なくなることがよくあります。
そんな便利な海外キャッシングですが、前もって設定をしておかないと利用できません。そこでここでは、dカードゴールドの海外キャッシングを利用する方法について説明しましょう。
前もって利用枠の設定が必要
海外旅行に行く前に、海外キャッシングの利用枠を設定する必要があります。これをしていないと海外でキャッシングを利用することはできません。
とは言っても、dカードゴールドデスクに電話するだけで簡単に設定できるので、忘れないうちに設定しておきましょう。
もしも海外キャッシングの利用枠を設定したとしても、実際に海外キャッシングを利用しなければ手数料やコストは一切かかりません。
なお、海外キャッシングの利用枠は5万円〜30万円の範囲内で決められます。30万円以上の利用枠は設定されませんが、海外でいざというときに利用することを考えると十分ですね。
海外キャッシングの使い方
実際に海外キャッシングはどうやって使うのか? 説明しておきたいと思います。いくら海外キャッシングができるカードを持っていても、実際に使えなければまったく意味がありませんからね。
海外キャッシングは、街中のATMにdカードゴールドを挿入して暗証番号と引き出したい金額を入力すれば完了。日本でATMを使うのと大きなちがいはありません。
持っているdカードゴールドの国際ブランドがVISAとMasterCard、どちらなのかによって使えるATMは変わります。
VISAの場合 | MasterCardの場合 |
---|---|
![]() |
![]() |
ただ、VISAとMasterCard、どちらも世界的に普及している国際ブランドです。そのため、わりと簡単にATMが見つけられるはず。
あとはATMにdカードゴールドを差し込んで言語を選択しましょう。海外ATMでは日本語が選択できませんが、英語でも何とかなるので安心しましょう。そんなに難しい単語が出てきませんから(笑)
あとは暗証番号と引き出したい金額を選ぶだけなので、そうは難しくありません。
海外キャッシングは金利手数料がかかってしまうというデメリットはあるものの、海外で現地通貨が調達できる数少ない方法の1つです。
ですから、海外へ行くならぜひ海外キャッシングは利用できるようにしておきましょう。
返済方法
もっとも不安なのが、海外キャッシングを利用した代金の返済。
あくまでも「キャッシング」なので、全額返済し終えるまでは金利がかかり続けます。そのため、できれば少しでも早く返済したいところです。
海外キャッシングの返済方法は、次の3つがあります。
- 翌月に一括返済
- 国内のATMから臨時で一括返済
- リボ払いに切り替えて毎月一定金額を返済していく
基本的には、このカードの海外キャッシングは普通のカード利用代金と合わせてまとめて支払います。このとき、海外キャッシングを利用してからカード利用代金の引き落としまでの日数に応じて金利手数料がかかります。
つまり、海外キャッシングをした後は自動的に翌月に一括返済ができるわけですが、
「少しでも金利手数料を少なくしたい!」
という方も多いと思います。そのような場合は、国内のATMから直接カード会社にお金を振り込むことによって返済することもできます。
海外から帰国してすぐに返済すれば、借りている日数が少ないので金利手数料を大幅に抑えることができるわけです。
また逆に、海外キャッシングをした金額を翌月に一括で返済するのが難しい場合もあると思います。そのような場合は会員サイトから手続きをすることにより、リボ払いで返済することもできます。
リボ払いだと金利手数料は必要以上にかかってしまいますが、無理なく自分のペースで返済できるのがメリットです。
海外キャッシングは金利手数料だけで言うと、帰国後すぐにATMから一括返済してしまうのがオススメですね。
お買いものあんしん保険
海外旅行で買った品物が壊れたり盗難に遭ってしまったら…。
海外は日本よりも盗難が多いですし、買ってすぐに品物が壊れても返金などに応じてもらえない確率もアップします。
そんなとき、dカードゴールドで買った品物ならお買いものあんしん保険で補償されるという特典があります。
お買いもの安心保険は、dカードゴールドでの購入から90日以内に品物が壊れたり盗まれたときに年間300万円まで補償されるという保険です。
1回の事故につき3,000円を自己負担しなければなりませんが、これだけ多くの金額を補償してくれるなら全然問題ないでしょう。
なお、お買いものあんしん保険は次のようなものは補償されません。特に注意が必要なのは他人にプレゼントしたものが対象外だということですね。
- ノートパソコン、電子機器
- 船舶、航空機、自動車
- 自転車、ラジコン、サーフボード
- コンタクトレンズ
- 現金、小切手、チケット
- ケータイ電話
- 動物、植物
- 他人にプレゼントするために購入したもの
- 購入時の領収証やレシートがないもの
なお、ケータイ電話の盗難や全損はお買いもの安心保険では補償されませんが、dカードケータイ補償が適用されます。dカードケータイ補償については「dカードゴールドのケータイ補償はiPhoneの水没や全損も機種交換!くわしい条件と手続き方法」でくわしく説明しています。
お買物あんしん保険は、dカードゴールドで買ったものに自動的に適用される保険です。
ただ、国内での買い物に限ってはリボ払いや3回以上の分割払いなど、金利手数料がかかる支払い方法で買ったものだけが対象です。つまり、国内での1回払いの買い物にはお買物あんしん保険が適用されません。
なお、海外での買い物なら1回払いでも適用されます。
VJデスク
ここまで、海外旅行保険のことなら保険会社に聞けばOK!と説明しました。ただ、慣れない海外で聞きたいことは、海外保険以外にも山ほどあるものです。
- クレジットカードやパスポートをなくしてしまった
- 海外でいるんだけど、有名でオススメのツアーに今から参加したい
- 実際に現地に来てみてからガイドさんに案内して欲しいと思った
せっかくの海外旅行なので、悩みはすべて解決して思い出に残る旅にしたいところです。そんな要望をかなえてくれるのがVJ(ジェーブイ)デスク。VJデスクは旅行をトータルでサポートしてくれる特典です。
具体的には、以下のようなサポートをしてくれます。
サービス名 | 内容 |
---|---|
インフォメーションサービス | 現地の観光情報、ホテル、レストランの紹介、各種交通機関案内 |
リザベーションサービス | レストラン、オプショナルツアー、レンタカー、各種チケットなどの予約・手配 |
アシスタンスサービス | ガイド・通訳の手配など、ご旅行やご出張のお手伝い |
エマージェンシーサービス | カードやパスポートの紛失・盗難時のサポートなど |
VJデスクの電話番号は、以下のとおりです。ここに電話すれば、上記の表のような要望に応えてくれます。年中無休なのがさりげなく嬉しいですね。
中でも重要なのは、エマージェンシーサービス。このサービスはカードやパスポートをなくしてしまったという笑えない状況をサポートしてくれるという頼もしいサービスで、以下のように専用の電話番号が用意されています。
エマージェンシーサービスだけはほかのサービスとは異なり、24時間・年中無休で対応してくれるところがメリットです。
カードやパスポートをなくしてしまったときは、深夜・早朝を問わずすぐに電話して対処法を教えてもらいましょう。
dカードゴールドの海外特典まとめ
ここでは、dカードゴールドの海外特典について紹介しました。
dカードゴールドは、ゴールドカードらしく主に以下5つの海外特典が利用できます。
- 海外旅行保険
- 空港ラウンジサービス
- 海外キャッシング
- お買いものあんしん保険
- VJデスク
特に海外旅行保険は、家族カード会員でも本カード会員と同じ保険が適用されるという点でほかのゴールドカードよりも優れています。
また、海外旅行で人気の空港ラウンジサービスもバッチリ利用できるところが嬉しいですね。
そしてdカードゴールドの最大のメリットは、年間利用額が100万円以上なら年会費1万円+税が実質無料になるところ。このカードを年間100万円以上利用すれば、年会費と同じだけの特典がもらえるしくみになっています。
つまり、dカードゴールドは海外特典が充実した年会費実質無料カードなのが最大の魅力です。これだけの海外特典がついていて年会費が実質無料のカードはほかに存在しませんからね。
そのためこのカードは、ドコモユーザーなら日頃のドコモ料金で10倍のポイントを貯めつつ海外旅行でも大いに活用できるカードです。